/ 長野で分譲住宅の間取り選び！失敗しない方法とは？ | 長野で理想の分譲住宅ガイド /

長野で分譲住宅の間取り選び！失敗しない方法とは？

分譲住宅の基礎知識

公開：2024.01.31　更新：2024.01.31

長野で分譲住宅を検討する際、間取りに注目することで生活しやすい快適な住まいが実現できます。将来的に後悔しないために、水回り・窓の位置・収納・動線に注目して間取りを選ぶとよいでしょう。どれも生活のしやすさに直結するため、快適な家を実現するために非常に重要なポイントです。

また、分譲住宅で間取りを変更するのは難しい場合が多いですが、間取り変更プランの提供を行っているハウスメーカーもあります。変更したい場合は、予算の見積もりを取りつつ計画を立て、建築基準法・消防法に違反しない間取りにしましょう。

分譲住宅の間取り選びでチェックしたいポイント

分譲住宅を選ぶ際、以下の4つのポイントに注意しながら検討しましょう。

水回り

家族全員が毎日利用する浴室やトイレ、キッチンなどの配置が不便だと、暮らしにくさ感じやすいため慎重に決めましょう。

例えば、子育て中の家庭や共働きの場合、効率性を重視しながら水回りを配置することを推奨します。水回りを2階にし、廊下を通ってバルコニーにアクセスできる配置にすると、洗濯が楽になるでしょう。

また、赤ちゃんや小さな子どもがいる場合、お風呂から寝室までのアクセスがスムーズであると便利です。家族のライフスタイルや好みに合わせて、水回りの配置を検討しましょう。

窓の位置

採光や温度管理、風通しに影響するため、窓の位置もチェックしたいポイントです。家族の中で暑さに敏感な人がいる場合、リビングに太陽が直接差し込む場所は、体調を崩しやすくなるかもしれません。遮光性・断熱アイテムを使えば温度上昇を緩和することもできますが、できるだけ家を選ぶ段階で西日が入りにくい物件を選ぶとよいでしょう。

また、風通しを考慮する場合、建物の周りに窓がないか、窓の配置に高低差がある物件を選ぶと、新鮮な空気の流れを確保できます。

収納

収納スペースも快適な生活を送るために重要なポイントです。収納スペースの必要性は家族構成やライフスタイルごとにさまざまですが、一軒家の収納スペースの理想的な割合は、全体の13％です。
収納スペースが不足していると物が散乱しやすくなりますが、過剰だと居住スペースが狭く感じやすいでしょう。現在の住宅で収納に不満がある場合は、収納スペースの数と広さを検討することが大切です。

動線

間取りを選ぶ際に、各部屋から日常生活をスムーズに行えるかどうか、動線を確認することが重要となります。動線には主に「家事動線」と「衛生動線」の2つです。家事動線は料理、洗濯、掃除などの家事に関連し、衛生動線はトイレ、洗面所、浴室などの利用に関連します。どちらが優先されるかは家族構成により異なりますが、できれば両方の動線に適した間取りを選ぶことが望ましいです。

長野でも人気！分譲住宅で注目の間取り

続いて、長野県で人気を集めている分譲住宅の間取りをご紹介します。

LDKと部屋の一体化

最近では、LDK（リビング、ダイニング、キッチン）に区切りがない一体型の間取りが一般的になっています。一体型のLDKは、家族が異なる作業をしていても、どこで何をしているかが見えるため、常にコミュニケーションを取りやすい点が魅力でしょう。さらに、キッチンからリビングへの動線が良く、料理の準備や片づけがスムーズに行える点も人気の理由の1つです。

対面式キッチン

キッチンは壁に向けて設置される場合が一般的でしたが、最近では対面式キッチンが主流となっています。料理や洗い物をしながらも家族との会話が楽しめたり、リビングにいる子どもを見守りながら家事ができたりする点が魅力です。

シューズクローク

最近の分譲住宅でも一般的になっているのが、シューズクロークです。従来の下駄箱よりも広く、収納スペースも多いため、靴だけでなく、ベビーカーやアウトドア用品なども収納可能です。特にアウトドア愛好者や小さな子どもがいる家庭には、人気のある間取りです。

パントリー

パントリーはキッチンの隣にある収納スペースで、食材や調理道具を収納できる便利な場所です。特に、料理を頻繁にする家庭にとっては必要なスペースで、小さな子どもがいる家庭から高い評価を得ています。後からパントリーを追加するのは難しいため、キッチンに十分な収納スペースが必要な方は、住宅購入前に確認するとよいでしょう。

インナーバルコニー

インナーバルコニーを備えた物件も増加しています。従来の南側に設けられるバルコニーよりも広く、約4〜5畳ほどあり、非常に人気が高いです。また、インナーバルコニーは天候の影響を受けにくいため、特に共働きの家庭に推奨します。洗濯物を干すだけでなく、ガーデニングやリラックスのスペースとしても利用が可能です。

分譲住宅の間取りは変更できる？

分譲住宅は、基本的に間取り変更はできません。しかし、ハウスメーカーによっては間取り変更プランを提供しているところもあります。こちらでは間取り変更プランや、間取り変更時の注意点についてご紹介します。

間取り変更プラン

間取り変更プランを提供しているハウスメーカーであれば、変更プランに合わせて間取りを調整することは可能です。ただし、注文住宅とは異なり、完全にゼロから間取りを自由に変更するのは難しいでしょう。

間取りを変更する際の注意点

間取りの変更時には、以下2つの注意点があります。間取りの変更を考える際には、販売会社に相談しつつ予算の見積もりを取得し、資金計画をしっかり立てることが重要になります。

建築基準法・消防法

間取り変更を行う際には、建築基準法や消防法に違反しないように注意が必要です。例えば、壁や柱を取り払って部屋を広げた場合、耐震性が低下して法律違反になる可能性があります。

また、消防法には住宅用火災警報器の設置などの規定があり、これらを守らなければなりません。自治体によって条例が異なるため、建築基準法や消防法に違反しないかを確認することも大切です。

費用

間取り変更の際には、費用面にも注意しなければなりません。分譲住宅はもともと建築プランが設計されているため、比較的低価格で購入できます。しかし、間取り変更をする場合は、変更内容に応じて追加費用がかかり、特に建物の構造を大きく変更する場合にはより高額になる可能性があるのです。

---

分譲住宅の選び方には、水回り、窓の位置、収納、動線の4つのポイントがあります。水回りは家族構成やライフスタイルに合わせ、窓の位置は採光や温度管理を考慮した配置が重要です。収納は適切な広さと数を確認し、動線は家事動線や衛生動線を考慮すると快適な生活を目指せるでしょう。

また、長野で人気の分譲住宅では、LDK一体型、対面式キッチン、シューズクローク、パントリー、インナーバルコニーが注目されています。間取り変更は通常難しく、変更を希望する場合は建築基準法や消防法への適合と費用面を注意して検討することが重要です。