/ 分譲住宅の完成までの流れは?長野エリアで注文住宅を建てる | 長野で理想の分譲住宅ガイド /
分譲住宅の基礎知識
分譲住宅の完成までの流れは?長野エリアで注文住宅を建てる
公開:2023.11.29 更新:2023.11.29長野で分譲住宅を購入する際は、まず予算配分を考え、理想の家のイメージを練ります。立地選びは重要で、公共交通アクセス、近隣施設の距離、周辺環境、ハザードマップをチェックします。工務店選定は、地域実績と耐震性が重要です。購入決定後は、不動産会社への申し込み、住宅ローンの仮審査、契約手続きを進めます。周辺環境の下調べや設備の予算オーバーに注意が必要です。
目次
分譲住宅を購入するまでの流れを解説
◇予算の設定
分譲住宅は土地と建物がセットになって販売されます。大まかな予算配分としては、土地が全体の3割程度、建物が6割、諸費用が1割というのが一般的です。
◇建てたい家のイメージを練る
マイホームは、マイカーや家具のようにその都度買い替えるというわけにはいきません。したがってどんな家に住みたいのか、どんな間取りにしたいのか、庭はこうしたい。など様々なイメージや要望があるに違いありません。
予算設定が決まったら、次にすべきことはこうした建てたい家のイメージを練ることです。もしもイメージを明確にしていないと、近所のお家を見て目移りしてしまうということもあり得ます。
また何分にも初めての経験なので、これといったイメージがわかないという方もいるかもしれません。そんな方は、各ハウスメーカーのモデルハウスを見学してからイメージを練るという方法もよいでしょう。モデルハウスには、様々な住宅パターンが用意されています。
◇土地探し
分譲住宅を購入する際は、立地を最優先で検討することが重要です。いくら内装やデザインが気に入っても、立地が悪ければ住み続けるのが困難になることもあります。
特に重要なのは、公共交通機関へのアクセスの良さです。通勤や通学、日々の移動の利便性を考えると、最寄りの駅やバス停への距離は非常に重要です。
また、日常生活で欠かせない商店や学校、医療機関の近さも重要なポイントです。これらの施設が徒歩圏内にあると、生活がより便利になります。
さらに、住む地域の環境も大きなポイントとなります。静かな住宅地を好む人もいれば、都市部の賑やかな環境を求める人もいるため、個人のライフスタイルに合った地域を選ぶことが大切です。自然環境や公園の近さも、生活の質に大きく影響します。
最後に、ハザードマップを確認し、自然災害のリスクを把握することも忘れてはなりません。洪水や土砂災害、地震などのリスクが高い地域であれば、その対策も考慮する必要があります。
◇工務店の選定
全国規模のハウスメーカーの場合には、全国各地に委託工務店を設けながら顧客のニーズに応える努力をしています。また近年地震や土砂崩れなどが多発しているため、どのハウスメーカーも地震や災害に強い家づくりを目指しています。
例えば長野エリアに注文住宅を建てたいという方は、長野県を拠点にしているセリタホームズがあります。
セリタホームズでは、多くのハウスメーカーが梁や柱といった線構造の強度を重視した在来工法を採用する中、壁や天井・床といった面構造の強度を重視した2×4工法を採用しています。
2×4工法は、地震などの大きな力が加わっても力が一点に集中しないため揺れに耐えやすいというメリットがあります。
◇購入
分譲住宅の購入が決まったら、不動産会社に申し込みを行い、契約条件の確認や契約日の調整を進めます。申込時には10万円程度の申込金が必要な場合もあります。
住宅ローンの利用を考えている場合、購入申し込みの前後で金融機関に仮審査を申し込みます。仮審査では返済能力をチェックするため、勤続年数や年収、借金の有無などを申告します。
契約時には宅地建物取引士による「重要事項説明書」の説明を受け、売買契約書の内容を確認してから契約を結びます。契約内容の事前確認のために、重要事項説明書と不動産売買契約書のコピーをもらい、読み込んでおくことが重要です。
契約の際には売買価格の3〜10%程度の手付金を支払い、買主都合で契約解除すると手付金が戻らない可能性があるため、契約内容を慎重に確認する必要があります。
◇引き渡し
マイホーム完成したら、建築確認申請通りに建てられたかどうかの確認や検査済証発行が行われます。そして引き渡しの際には、施主が立ち合いながら床や壁・建具などの傷の有無、あるいは設備の不具合をチェックします。以上が、注文住宅を購入するまでの大まかな流れになります。
分譲住宅入居までにかかる期間について
分譲住宅の入居までの期間は、物件探しから契約、入居までの流れによって異なります。
一般的に、物件探しから契約までは約4~10ヶ月程度かかり、契約後の入居までにはさらに1~3ヶ月程度を要することが多いです。特に人気の高い建売住宅は、早い段階で売り出されるため、待ち時間が長くなる可能性もあります。
引越し希望時期がある場合は、不動産会社に早めに相談し、スケジュール調整が重要です。
建売住宅の場合、契約後最短で1ヶ月で入居可能なケースもありますが、魅力的な物件はすぐに売れてしまうため、優先順位を明確にして効率的に物件探しを進めることが大切です。
分譲住宅購入時に気をつけるべきこと
◇周辺環境を下調べせず後悔
マイホームを購入する上で、周辺環境というのはとても重要です。例えば間取りや設備は、リフォームや買い替えなどで修正が可能です。ところが周辺環境は修正や変更ができません。
周辺環境の下調べをせずに後悔したという方で最も多いのは、駅までの距離が遠いというケースです。また、食料品や日用雑貨などの買い物が不便であることが後悔しやすい点です。その他にも学校や病院が近くにない、会社が遠いという苦情も多くあります。
◇設備をこだわりすぎて予算をオーバー
分譲住宅では建物が建つ前であれば設備等のプラン変更ができる場合があります。その際に注意したいのが、予算オーバーです。中でも多いのが、設備をグレードアップするあまりに予算がオーバーしてしまうというトラブルです。
近年設置例が増えてきた太陽光パネルも予算オーバーになりやすいといえます。もちろん電気料金だけを見れば、太陽光パネルの設置で得するようにも思えます。しかしながら、設置費用や蓄電池料金に200万円前後かかります。
長野で分譲住宅の購入を検討する際には、まず予算の設定が重要です。土地が全体の約3割、建物が6割、諸費用が1割程度となることが多いです。
次に、どんな家に住みたいか、間取りや庭などのイメージを練り、必要に応じてハウスメーカーのモデルハウスを見学しましょう。特に重要なのは立地で、公共交通機関へのアクセス、商店や学校などの施設の近さ、周辺環境、自然災害のリスクを把握するためハザードマップの確認が必要です。
工務店を選定する際には、地元の実績と耐震性を重視し、購入が決まれば不動産会社への申し込み、住宅ローンの仮審査、契約手続きを進めます。
周辺環境の下調べを怠らず、設備のグレードアップによる予算オーバーにも注意が必要です。分譲住宅の購入プロセスは複雑で、注意深い計画と調整が必要になります。