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分譲住宅の基礎知識
建売住宅はデメリットが多い?長野で理想の分譲住宅・建売に出会う為のポイント
公開:2023.09.30 更新:2023.09.30マイホームの購入を検討していると、建売住宅を選択肢に入れる方もいるでしょう。建売住宅は注文住宅とは異なる魅力がありますが、中には購入を悩ませるデメリットも存在します。
購入後に後悔しない建売住宅を選ぶためには事前に特徴やメリット・デメリットを把握し、信頼できる工務店を選びましょう。
目次
建売住宅のデメリットとは?
建売住宅とは、土地と新築住宅がセットで提供される住宅販売方式です。住宅が建設された後に販売されることが一般的ですが、中には建物部分が未完成または着工前の状態で販売されるケースもあります。その一方で注文住宅は、土地を購入した後にハウスメーカーや工務店などと建築工事請負契約を締結する方式です。
建売住宅のデメリット
建売住宅の主なデメリットは以下の3つです。
・自分の好きなデザインや設計とは限らない
建売住宅はすでに家が完成している、もしくは建築前でも間取りが固まっていることが多いため、自分たちの希望に合った家を見つけるのが難しいデメリットがあります。大量生産の一環として建てられるため、デザインや仕様において選択肢が限られているケースは少なくありません。しかし、工務店によっては着工前であれば自分好みにカスタマイズできるところもあるため、事前に確認してみましょう。
・個性がない家が多い
分譲住宅地で建築する場合、効率性や一貫性を重視する傾向にあるため、多くの家がほぼ同じスタイルや設計で建てられることが一般的です。同じようなデザインや外観の家が一帯に並ぶことがあり、個性的な要素がほとんど感じられません。また、間取りも一般的で、広く受け入れられるスタンダードなものが主流です。そのため、自分のユニークな好みやライフスタイルに合った個性的な家を手に入れたい方にとっては、少し物足りないと感じることがあるかもしれません。
・建築中の様子が確認できない
完成済みの建売住宅を購入する場合、土地の状態や建設工程を確認することが難しい点が挙げられます。例えば、地盤が軟弱で安全性に不安がある場合、追加の改良工事が必要となることがあります。しかし、元々の状態が分からないため、適切な対策を講じるのが難しく、建物の基礎や壁などの内部構造についても見えない部分が多いです。これらの部分が不適切である場合、耐久性や耐震性に問題が生じる可能性があります。
建売住宅の魅力と後悔しない為のポイント
建売住宅にはさまざまなデメリットがありますが、その一方で注文住宅にはない魅力も存在します。ここからは、建売住宅を購入するメリットや後悔しないためのポイントをまとめていきます。
建売住宅のメリット
建売住宅は注文住宅とは異なり、予想や図面だけでなく、実際の建物を目にすることが可能です。実際に物件を見学できるため、内覧を通じて住みやすさや広さなどを確認し、自分の要望に合致するかどうかを判断できます。また、建売住宅は完成済みのため、購入後にすぐに住むことができる点も魅力です。建築プロセスを待つ必要がないため、急いで新しい住まいが必要な場合や引っ越しの手続きがスムーズに行える点があります。
そして、建売住宅は費用面でも優れており、通常注文住宅よりもリーズナブルな価格で購入できるメリットもあります。さらに、土地と建物をまとめて購入できるため、住宅ローンの融資をスムーズに組むことができ、予算計画も立てやすくなります。マイホームの購入は多くの人にとって生涯で最も大きな出費の一つとされていますが、建売住宅はリーズナブルな価格で購入できるため、支払いに対する不安も少なくて済むのが魅力です。
後悔しないためのポイント
建売住宅に実際に暮らし始めると住みにくさを感じ、購入したことを後悔するケースは少なくありません。続いては後悔した事例を踏まえ、後悔しないためのポイントをご紹介します。
・間取り
建売住宅を購入後の後悔ポイント1つ目は、間取りの悪さです。家族構成やライフスタイルに間取りが合わない、扉や窓の位置が悪く好きな位置に家具を置けないなどの問題も発生することがあります。
これらを避けるためには、実際の生活を想定して間取りをチェックし、家具配置に工夫を凝らすことが必要です。必要なスペースや収納スペースが十分にあるかを確認し、家具の配置に制約がないかを注意深く見ます。また、建築業者と協力し、必要な場合には改修工事を行ってレイアウトを調整することを検討してみましょう。
・収納スペース
後悔ポイント2つ目として、収納スペースの不足が挙げられます。建売住宅は見栄えの良い設計を追求する傾向があるため、実際に住んでみると荷物の収納に困り、部屋が散らかりやすくなることがあります。
収納スペースに関する後悔を避けるためには、まず購入前に収納したい荷物の量や種類を把握し、どの部屋に何を収納するかを計画しておくことが重要です。その他にも、収納スペースの寸法を測定して実際の荷物量と比較したり、必要に応じて収納スペースを工夫したりすると入居後に後悔する可能性を減らすことができます
・立地条件
後悔ポイント3つ目は、立地条件です。建物自体の間取りや設備ばかりに注目してしまい、周辺環境や立地条件の悪さに気づけないことがあります。しかし、立地条件の変更は難しいため、不便さを感じてもそのまま住み続けなければならないでしょう。
そのような後悔をしないためには、購入前に交通アクセスや近隣の商業施設への便益、学校や病院までの距離などを確認することが大切です。地図上の距離だけでなく、実際に歩いてみて坂道や道路の状態や近くにある施設の存在を確認し、購入する物件が生活に適した立地条件であるかどうかを十分に吟味しましょう。
理想の建売住宅の探し方とは?
購入後に後悔しない建売住宅の探し方として、以下のポイントをチェックしましょう。
・信頼できる施工会社から探す
建売住宅を探す際、まず施工会社の信頼性を確認しましょう。可能であれば同じ施工会社が建てた他の家を見学し、家の品質や信頼性を確認したり、他の住民からの評判や意見を聞いたりすると物件の選択肢を絞り込む手助けになります。建売住宅の購入は大きな投資ですので、慎重に検討し、信頼性のある施工会社による物件を選ぶことが理想の住宅を見つける第一歩です。
・譲れない条件をピックアップする
建売住宅を探す際、自分たちの「譲れない条件」を明確にすることが大切です。完璧な建売住宅に巡り合えることは難しく妥協が必要な場面もありますが、急いで決めると後悔の原因となります。そのため、建売住宅を探し始める前に譲れないポイントは何か、何を妥協できるかなどを決めておくことが重要です。また、優先順位をつけて、譲れない条件から妥協できる条件までを明確しておくと物件選びがよりスムーズに進み、理想の住まいに近づけるでしょう。
比較的リーズナブルな価格でありながら、高い品質を持つ建売住宅ですが、自分好みのデザインとは限らないデメリットがあります。また、見栄えを重視したレイアウトのため、実際に暮らしてみると住みにくさを感じるケースも少なくありません。しかし、注文住宅にはない魅力や特徴もあり、探し方に気を付ければ理想の住まいを見つけられるでしょう。
長野県にあるセリタホームズは、「低価格かつ高品質、デザインや間取りを決められる住まいの提供」をモットーに建売住宅を提供しています。ライフスタイルや予算に沿った間取りをご提案いたしますので、些細なご要望でもお聞かせください。お客様が理想とする家を実現し、ご家族全員が笑顔で暮らせる快適な住まいをお届けいたします。