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分譲住宅の基礎知識
長野で高気密高断熱の分譲住宅購入をお考えの方におすすめの住宅会社を紹介
公開:2023.11.28 更新:2023.11.28長野で分譲住宅を購入するなら、高気密高断熱住宅がおすすめです。高気密高断熱住宅には、部屋を一定の温度に保てる、ヒートショックを防止できる、光熱費を削減できるなど多くのメリットがあります。ただしデメリットもあるため、購入時にはしっかりと確認しておきましょう。
目次
高気密高断熱住宅の特徴
気密性と断熱性には、お互いに相乗効果があります。つまりは気密性を高めると断熱性も高まりますし、断熱性を高めると気密性も高まるようになります。
◇高気密住宅とは?
高気密住宅とは、外部との隙間が少なく気密性の高い住宅のことをいいます。高気密住宅においては、たとえ目には見えないような小さな隙間であっても、断熱材や防湿シート・気密テープなどで外気の侵入を防ぐような対策を行います。
◇高断熱住宅とは?
高断熱住宅の特徴は、外壁や天井の内側に断熱材、窓にも断熱効果の高い二重窓にするなど断熱性能を高める対策を行っている点です。そのため夏は外からの熱が入りにくくなり、冬は外からの冷たい空気が入りにくくなるという効果があります。
高気密高断熱住宅のメリット・デメリット
◇高気密高断熱住宅のメリット
高気密高断熱住宅のメリットは、夏はクーラーの冷気が外に逃げにくくなるし冬は暖房の熱が外に逃げにくくなる点です。それによって、室温を一定に保ちやすくなります。あるいは、エアコンのスイッチを1日中入れたままにしなくても大丈夫です。そうしたことから光熱費の節約にもつながります。
また各部屋の温度差もなくなるので、急激な温度変化による血圧の急上昇や急降下が原因とされるヒートショックの防止にもつながります。
その他にも夏の暑い外気が家の中に入りにくくなるので、熱中症を予防するというメリットもあげられます。特に抵抗力の弱い高齢者や子どもは、熱中症になりやすい傾向にあります。その点、室温が一定に保たれることでそうしたリスクも軽減されます。
さらに高気密高断熱住宅は、防音効果もメリットとしてあげることができます。そのため、子どもがはしゃいだり泣いたりしたときの大きな声、あるいはペットの鳴き声なども近所迷惑になりにくいといえます。外からの車やバイクの騒音にお悩みの方も、快適に過ごすことが可能です。
◇高気密高断熱住宅のデメリット
高気密高断熱住宅には、断熱材や防湿シート・気密シートなどを施工時に設置が必須です。また窓を二重窓にするといった対策も行われます。これらは高額になるため、一般的な見積もりよりも割高になってしまいます。しかしながら光熱費が抑えられるので、長い目で見るとランニングコストの削減につながります。
また気密性や断熱性が高まると、外からの湿気も家の中に入りづらくなります。もちろんそうなると、室内の乾燥度合が増します。それによって、喉や皮膚が乾燥するなどの健康被害のリスクも高まります。そうした場合には、加湿器を設置するなどの乾燥対策も必要になります。
さらに高気密高断熱住宅は、室内の温かい空気が壁内にはめ込まれた断熱材の内部に侵入するため結露が発生するというトラブルも少なくありません。こうした結露は、カビの温床や木材を腐らせてしまう原因にもなります。施工時には、住宅会社に結露対策をお願いしておくとカビの発生リスクも回避できます。
長野県で高気密高断熱の分譲住宅を販売している住宅会社3選
◇セリタホームズ
セリタホームズは長野県の住宅会社です。「もっと楽しく長野で暮らそう」を合言葉に地域に根差した企業を心がけています。例えば、住宅保証は10年というのが義務付けられていますが、セリタホームズは20年という長期保証も行っています。
また建築工法では、地震に強い「木造2×4工法」を採用しています。柱や梁などの強度を重視した従来からの在来工法は、地震や台風など横からの圧力に弱いと言われています。一方、木造2×4工法は、床や壁など面の強度を重視したモノコック構造なので、横からの圧力に強い造りになっています。基礎の柱部分だけでなく、床板全体を鉄筋コンクリートが支える形になっています。
◇アルプスピアホーム
アルプスピアホームでは、これまで多くのハウスメーカーがオプションとして扱ってきたような高級設備を標準仕様で設置するというのが最大の特徴です。例えばキッチンでは、IHクッキングヒーターや食器洗い機・蛇口一体型浄水器などが標準仕様となっています。
またリビングでは、トリプルガラスの窓が標準仕様となっているため、断熱性能は世界トップクラスです。あるいは玄関のセキュリティーは、リモコンキーや顔認証システムを採用しています。そして、ドアホンも録画機能付きのカラーテレビドアホンです。
こうした高級設備を標準仕様で設置するという特徴以外にも、耐震等級が3、断熱などの性能等級が5という評価を受けています。
◇一建設
一建設の大きな特徴は、「HIGH CUBE」と呼ばれる独自の技術を駆使した建築工法になります。例えば多くのハウスメーカーが、現場で柱や梁などの骨組みを組み立てるのに対して、自社のパネル工場で製作したCUBE型の骨組みを現場で組み立てるという独自の建築工法です。もちろん構造的な安全性は、阪神淡路大地震クラスの揺れを大型実験施設で再現しながら耐震性について検証済みなので安心できます。
「ローコスト住宅とはどうあるべきか」といった一建設のモットーを踏まえた上で、分譲住宅や注文住宅を問わず低価格で高い耐震性能や自由なデザインプランを実現している住宅会社です。
高気密高断熱住宅は外部との隙間が少なく、気密性が高く、断熱材などを用いて熱の逃げを防ぎます。これによりエネルギー効率が高く、一定の室温維持や防音効果がありますが、初期費用が高く、室内乾燥や結露の問題が生じる可能性があります。
長野県には、セリタホームズ、アルプスピアホーム、一建設など高気密高断熱住宅を提供する住宅会社があり、それぞれ独自の特徴と長期保証、高級設備標準仕様、ローコストでの耐震性能などを提供しています。
長野エリアで高気密高断熱住宅をお探しなら「長野で理想の分譲住宅 おすすめの住宅会社3選」もぜひ参考にしてみてください。